部下を動かす  リーダーシップと

コミュニケーション・スキル

〜部下のモチベーションを向上させ、組織力を強化するためのスキルを心理学を応用した実習で体得する〜


  1.人間関係のためのリレーション作り
   (1) 信頼関係形成のための手法
   (2) 聴き上手がコミュニケーションの第一歩
   (3) 人に好かれる6原則

  2.部下のパターン・タイプを見抜いて接する
   (1) 目は口ほどにものを言う
   (2) 人間誰にでもある感覚タイプ
   (3) 相性の良し悪しはあるか
   (4) 相手の本音を把握する 〜口と心は違う〜
   (5) タイプ別攻略法 〜苦手な相手の克服法〜

  3.心理学を応用した社内コミュニケーション向上法
   (1) 人間関係を確立し、相手の行動を把握する
   (2) 感情のマネジメント
   (3) 心の架け橋(ラポール)の作り方
   (4) 同調(チューニング)からリーディングへ
   (5) 共感から説得へ

  4.組織力向上のためのコミュニケーション手法
   (1) 相手に「イエス」と言わせる手法
   (2) 部下の褒め方、叱り方
   (3) 相手に対するマイナス情報の伝え方
   (4) 人を動かす 〜人は何で動くのか〜

  5.モチベーションを向上させる勇気づけマネジメント
   (1) 部下のモチベーションを向上させる方法、やる気をくじくやり方
   (2) 動機づけと勇気づけの違い
   (3) まず自分自身の勇気づけから
   (4) 視点(見方)を変える 〜リフレーミングの技術〜
   (5) 短所は長所

   〜まとめと質疑応答〜

 終身雇用制度の崩壊とそれに伴う流動化、雇用形態の多様化により、社員の会社に対する忠誠心は低下しつつあります。こうした中でスタッフのモチベーションをあげながら実績を上げていくことは、中間管理職の皆様の悩みの種です。もはや「俺についてこい」式の猛烈管理職の時代は去り、これからは部下とのコミュニケーションを重視した個々の人間的な関係が求められます。部下に自信を持たせ、モチベーションを向上させ、組織としての力を発揮させるためには、ほんのちょっとしたコミュニケーションの知識とスキルがあれば驚くほど変わるものです。
 岩井先生のユニークで楽しい指導法は、多くの受講者の方から「目から鱗が落ちた」「感動的」「勇気と自信をもって仕事をしていける」とご好評を戴いております。
 日常業務、仕事にすぐ生かせる知識、手法を実習を交えて体得できる本研修は、部下のマネジメントにご苦労されている方、部下が動いてくれないと悩まれている管理職の皆様、よりよい人間関係、コミュニケーションでにより、さらなる業績向上を目指す積極的なリーダーの方々はもとより、新任管理職の研修としても最適の講座です。

■講 師  岩井 俊憲  ヒューマンギルド 代表取締役  心理学博士
                一般社団法人 人財開発支援協会 顧問  

1947年、栃木県に生まれる。1970年、早稲田大学商学部卒業。外資系企業の管理者等を経て、1985年、有限会社 ヒューマン・ギルドを設立。代表取締役。
中小企業診断士、上級教育カウンセラー。1998年から青森公立大学の非常勤講師。
ヒューマン・ギルドでカウンセリング、カウンセラー養成や公開講座を行うほか、企業・自治体・教育委員会・学校から招かれ、カウンセリング・マインド研修、勇気づけ研修、リーダーシップ研修や講演を行っている。「勇気の伝道師」をライフワークとしている。
著 書:『人を動かす人に29の切り札』(青春出版社)、『子ども・生徒・学生をうま〜く動かす心理学』(学事出版)、『アドラー心理学によるカウンセリング・マインドの育て方−人はだれに心をひらくのか』(コスモス・ライブラリー)、『勇気づけの心理学』(金子書房)、『こころの壁を乗り越える生き方の知恵』(ビジネス社)、『ものの言い方ひとつで自分も周りも幸せになる大人の心理術』(明日香出版社) ほか多数

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